新しく招くお客様。ホームページやSNS、ブログ、広告など様々な手法から集客したことだと思います。
それらの手段で招いた「新しいお客様」を受け入れる体制は整っていますか?
来店されたお客様に対して、あなたは最善のサービスでもてなすことでしょう。
必ず準備しておくべき2つの仕組み
これから挙げる2つの仕組みが整っていないと、いくら高い広告費を費やすことが出来ても売上、利益は上がっていきません。
集めても集めても、来店するのは新規客。あなたも新規客の集客がいかにコストがかかるのは身に染みてわかっていると思います。
以下の事を既存客からテストし、その後新規客に採用していきましょう。テストする際には必ずPDCAサイクルにのせこまめに理解していくことも重要です。
「リピート」 してもらう仕組み
まずはあなたの店や会社でありがたい既存客。細かくリピートしていただいたり、中には年間多くの売上を貢献してくれる優良客と様々な顧客層がいると思います。
まずリピートしてもらう仕組みを作るには次の様なことにも注目していかなければいけません。
リピートせざるをえないメニューやプランを作成する
参考例としては近年日本でも注目され様々な業種でも採用されつつある「サブスクリプション(月額・定額制)」を応用したり、「アドオン(Add On)と呼ばれるような5回の料金で7回分利用できる料金プランなどもあります。
リピートすることで得られるメリットを明確に伝える
あなたの商品やサービスを繰り返し利用することでお客様が得られるメリット(ベネフィット)を明確にしましょう。
多くのお客様はベネフィットまで理解していない為、リピートするメリットを感じていないケースが多くみられます。
すでにリピートしている客の属性を理解する
より効率よく属性を理解する方法には「アンケート」が効果的です。
アンケートを行うメリットとして、客の詳細だけでなく悩みや興味がある事など内容によって様々なデータを得ることができます。
その方に効果的なアプローチが理解できるとともに、様々な客のデータを収集する事であなたの強みがあらためて表面化していきます。(既存客の悩みを解消できている=その悩みを持った見込み客にもアピールできる為)
また、アンケートを使用して既存客リストの内容をより濃いものにアップデートできます。
紹介サービスの仕組みや口コミ
「紹介」や「口コミ」もあなたのビジネスに大きく貢献してくれる仕組みです。
紹介や口コミ自体はコストがかからない為あなたにとっていかに魅力的なことではないでしょうか。
紹介してもらう為のポイント
紹介してもらう為のポイントとして、紹介することで得られるメリットを与えるのも1つの施策です。ですが、そのメリットが「割引」の場合は必ずしもあなたにとってメリットだけとは限りません。
紹介を頼む客層のランクが低ければ「割引の依存」が生じ、プロパーで購入することに抵抗が生じる可能性もある為、上位のランクの顧客層やその人の性格、人柄も考慮して選定していきましょう。
この流れを仕組み化することであなたにとって新たな集客手段が得られますので、早速「紹介の仕組み」を構築することもオススメします。
口コミの本質を理解する
「口コミ」とは本来自然に生まれるものです。先程挙げた「紹介」とは異なり、口コミをお願いするのはもってのほか。
口コミしてもらうには「顧客その人を徹底的に愛する事」です。その人にとってどんなことをすれば感謝されるか、その為にも日々のコミュニケーションをとる際の会話や顧客リストのアップデートを行い、活かしていきましょう。
2つの仕組みが大切なわけ
先日も紹介した「バケツ」ですね。
整えないままで集客することで、結果的にコストが高くなります。
例えば
・毎月数十万円を広告予算として100人の新規客が獲得できる
広告の予算があればそれは良いですが、先程の2つの仕組みを整える前に行うと、いつまでもバケツに水が貯まりません。
つまり「顧客」が増えていきません。
そして売上が下がるとまた広告を打つ。この悪循環なルーティーンの完成です。
せっかく広告を出すのであれば、広告×○●と掛け合わせた方が効果は歴然。
顧客が増えれば、次回の広告費を少し落としたり、毎月だったのが2.3ヶ月に1度と頻度を落としたり、つまり年間の広告費の削減にも繋がります。
削減したお金をそのまま利益にしたり、新たなサービスの資金にしたりと使い道は沢山あります。
「集客対策」を行っているあなたの方法がより効果的になりますように。
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