マーケティング

やってはいけないSEO対策 知らなかったじゃマズイ!

ホームページやブログなどのメディアから実店舗への集客、 ECサイトへの誘導などマーケティングの施策の一つとして行うコンテンツマーケティング。

ホームページやブログを運営する Web 担当者において必ず理解しておくべき SEOの本質。

SEO の本質をしっかりと理解しホームページやブログに落とし込めば、 広告を出稿しなくても半自動的にしかも24時間あなた の代わりの営業マンとして稼働することができます。

インターネットが当たり前となった現在において、 様々な情報が溢れており、昔のように書籍で情報をインプットしなくても、一定の情報は Google 等で検索すれば手に入れることができる時代です。

経営者自らホームページ、ブログの運用を行う場合もあれば、 従業員が他の業務と兼任して行うなど会社の規模や方針によって様々でしょう。

弊社マーケティングジムでも、クライアント様の Web 担当者にライティングの指導や、理解するための SEO をより理解するための指導を行っていますが、一定の知識を持った Web 担当者の中で誤った知識を認識している方が数名いらっしゃったので、これを機に改めて行ってはいけない SEO対策について解説しようと思います。

今回の記事では主にやってはいけない SEO 対策について解説しますのでしっかりと理解し、取り入れてしまった場合には早急に対応することをお勧めします。

SEO対策とは?

2019seo対策

まずは改めて SEO 対策とはどういうものかから理解していきましょう。
SEO=sersh engine optimizationの略で、検索エンジン最適化を指します。

自社のホームページやブログ、 EC サイトを Google などの検索結果で上位に表示させることで、その対策をSEO 対策と呼びます。

検索エンジンには Google の他 Yahoo やBing などもありますが、 Yahooは Google のアルゴリズムを採用しているため Google の SEO 対策= Yahoo の SEO 対策と考えて構いません。

また大半のシェアが Google Yahooのためシェア率の低いBingなどの その他の検索エンジンの対策は手をつけなくても構わないと思います。

SEO 対策には大きく内部対策と外部対策の二つがあります。

内部対策とはコンテンツの作成やタイトルタグ、メタディスクリプション、内部リンク などを指します。

外部対策とは被リンクの獲得つまり外部の Web サイトからリンクを獲得することです。

SEO 対策を行うことでのメリット

SEO 対策を行うことでの最大のメリットは、あなたのお客様となるターゲットを効率的に集客することができることです。

インターネットが普及している現在において情報やサービス商品など欲しいものを探したい場合、ユーザーは必ずといって良いほどインターネットを利用します。

ユーザーのニーズやウォンツの通過点をあなたのホームページやブログなどのオウンドメディアに、成果着地点をあなたのサービスや商品にすることで、あなたのビジネスの利益を上げていきます。

SEO 対策を行うことでチラシのようなオフライン広告、 リスティング などの Web 広告の広告費を抑えることも可能です。

いかに少ないコストで売り上げて利益を上げることは繁盛するビジネスにおいて必須です。

その手段の一つとしてホームページやブログなどのオウンドメディアを用いて集客、マーケティングし、売上につなげるこれが SEO 対策の最大のメリットであり、コンテンツマーケティング 醍醐味でもあります。

SEO 対策のデメリット

SEO 対策には大きなメリットもありますがもちろんデメリットもあります。

SEO 対策のデメリットとしては、 今回の記事のタイトルにも挙げているように誤った知識を用いて対策すれば意味をなさないだけではなく、無駄な労力を費やし非効率な労働を強いられるということです。

ホームページの制作やブログの制作などを外注し、少なからずコストがかかっているにもかかわらずその後売り上げに繋がらなければ、無駄な経費を使っていることになります。

ホームページやブログは作ったら終わりではなく作ってからがスタートです。

制作費は初期のコスト、運用はランニングコスト として捉えた場合、自社で運用すればコストを抑え売上を上げることに繋げることができます。

先ほども述べたビジネスの本質であるコストをいかに抑え利益を上げるためには、コンテンツマーケティングを採用した場合 Web 担当者 SEO をしっかり理解しなければいけません。

また SEO 対策は時間や人的コストがかかってしまうこともデメリットとして挙げられるでしょう。

コンテンツの最適化や制作に置ける時間や手間もそうですが、 Googleなどの検索エンジンに高い評価を得て上位表示される、そのコンテンツを見た ユーザーがあなたのサービスや商品の存在を知る、 そしてその一部が購入する という流れのように、状況によっては想像以上に時間がかかるケースも多くあります。

さらに競合他社の多いキーワード、 検索ボリュームの多いキーワードに対しては上位表示するのは非常に難しく、簡単にできるものではありません。

他にも近年では Google のアルゴリズムがこまめに変更され、順位変動が激しくなっています。

状況によってはこれまで上位表示されていたあなたのコンテンツが、急に順位が下がり収益を得られなるリスクもあります。

これら SEO 対策のメリットデメリットを踏まえ対策を行うことが大切になります。

これまでの話を聞いてもうホームページやブログなどを用いてマーケティングや集客はできないのかと思ってしまう方も少なくはないでしょう。

答えはノーです。

今後もよりインターネットはなくてはならない存在になっていきます。

近年では Amazon EchoやGoogleHomeのようなスマートスピーカーの普及と共に増える音声検索が急増しています。

2020年から展開される第5世代通信システム(5G)が出回ると、より一層インターネットは便利なものとなります。

それらを使ってあなたの会社の存在、サービスや商品の存在を見込み客にアピールする手段としてホームページやブログなどの運用は欠かせない施策の一つです。

そのため正しい SEO の知識を手に入れることはこれからの時代に生き抜くためには必須の事項となります。

Googleが掲げる10の事実

あなたがある程度 Web を担当しているのであれば Googleが掲げる10の事実を聞いたことがあるでしょう。

初めて聞いた方のために、改めておさらいしていきましょう。

Google が掲げる10の事実とは

ユーザーに焦点を絞れば他のものはみんな後からついてくる
一つのことをとことん極めてうまくやるのが一番
遅いより速い方がいい
WEB上の民主主義は機能する
情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない
悪事を働かなくてもお金を稼げる
世の中にはまだまだ情報が溢れている
情報のニーズはすべての国境を越える
スーツがなくても真剣に仕事はできる
素晴らしいだけでは足りない

以上 Google が掲げる10の事実より

これらのことからSEO 対策=ユーザーファーストということがわかります。

SEO 対策= Google の対策というイメージが強いため Google に評価されることが良いという意識に陥りがちですが、その Google を使用しているのがユーザーです。

ユーザーにいかに評価されるかという意識に変えないことにはこれからあげるような謝った SEO 対策を行うことにもつながるでしょう。

それではなくなりましたが今回の本題に移りましょう。

現在のおいてやってはいけない SEO 対策として「スパム行為」です。

スパム行為とは小手先のテクニックで不成立検索順位を上げようとすることを指します。

すでに Googleでは「ペンギンアップデート」や「パンダアップデート」という検索エンジンのアルゴリズムによってスパム行為を行っているウェブサイトを監視し、見つけ次第排除しています。

排除つまり、 Google 上に表示されないような、検索結果の圏外に飛ばされることを指します。

あなたがいくら頑張って素晴らしいホームページはブログを作り上げて運用していたとしてもGoogle 表示されなければ、ユーザーは見つけることができません。

よってあなたのサービスはいつまでたってもインターネット上では存在しない状態になってしまいます。

ここで先ほど挙げた「ペンギンアップデート」「パンダアップデート」をはじめ、これまでに行われたアップデートについては別記事にて解説しておきますので、合せてご確認下さい。

関連記事でも紹介したようにこれまでに行われた Google のアップデートを元に、どのような行為がスパム行為とみなされるのかを把握しておきましょう。

関連記事>>2019年版これまでに行われたGoogle のアップデート一覧

複製したコンテンツの作成やミラーサイトの作成

初心者の Web 担当者が行いがちな過ちとして挙げられる複製コンテンツの作成。

上司にコンテンツをもっとたくさん作成しろと言われ、参考にするサイトからそのままコピペして作成したコンテンツや、キーワードをちょっとだけ変えたようなほぼ参考サイトと変わらないような内容のコンテンツなど簡単に言うとズルして作ったコンテンツはGoogle より低い評価を受けます。

これらのような複製したコンテンツの作成は、別記事であげたパンダアップデートやコアアルゴリズムアップデートに反します。

ウェブサイト内にコンテンツを増やすことは SEO 対策にとっては非常に大切なことです。しかし独自性に欠ける内容のコンテンツを量産したとしても何の意味もありません。

意味を成さないどころか Google に低い評価をつけられるためかえって逆効果です。

ミラーサイトとは複製したコンテンツによって構成された Web サイト自体を指します。

複製したコンテンツと同様に独自性に欠けるウェブサイト自体の作成も全く意味もなさないので決して行わないでください。

また、あなた自身が作成しなくても社外の全く知らない人物があなたのウェブサイトやコンテンツを複製する場合もあるでしょう。

この際はオリジナルコンテンツであるあなたが優先され、知らない人物が作成したコンテンツは低く評価されるべきです。

コピーコンテンツやミラーサイトを発見した場合は直ちに Google に報告しましょう。

また内容によっては他のサイトの文章をあなたのサイトで紹介する場合や、資料を用いて解説した場合、ある情報に対して自分の考えや意見を述べた場合などは、引用や参照 などの言葉を用いて引用元、参照元の URL を添付するなど工夫をしましょう。

不自然にキーワードを詰め込む

例えば「SEO」というキーワードを用いて上位表示させたいがために、コンテンツ内に過剰に SEO という言葉を散りばめたとします。

この行為もユーザーにとって正しい情報ではなく不自然なため、スパム行為としてみなされる場合が多くあります。

ある程度のキーワードを使用することは構いませんが、あくまでも読んでみて不自然な場合は他の言葉で対応することを心がけましょう。

極端に表示速度が遅いコンテンツの作成

適切な容量でない画像の適用や、よりかっこよくしようと作り上げたウェブサイトに用いた JavaScriptなど過度に使用することでページの表示速度が遅くなるケースがあります。

表示速度の遅いコンテンツは、閲覧するユーザーにストレスを与えるだけではなく、あなたのサイトから離脱する原因にもなります。

また Google が行ったスピードアップデートも表示速度の遅いコンテンツよりも早いコンテンツの方を高く評価するとしています。

撮影した画像や動画は適切なサイズに圧縮する、可能な限りインライン化するなど表示速度を意識したコンテンツづくりをしましょう。

Google が提供する「Page Speed Insight」 にて確認することも可能ですので、利用して改善しましょう。

意識しておくべきジャンルのコンテンツの作成

YMYLに関するジャンルのコンテンツに関しては特に意識して作成しましょう。

YMYLとは「 Your Money Your Life」の頭文字を取ったものです。
Your Moneyに該当するものは税金や保険、銀行、不動産、 FX、 株や証券など主にあなたのお金に関することです。
また、Your Lifeに該当するものは病気や栄養、美容関係、法律などあなたの生活に関することを指しています。
このコアアルゴリズムアップデートはあなたのお金や生活に関する正しい情報を上位表示し、ユーザーに提供する目的です。

関連記事:2019年版これまでに行われたGoogle のアップデート一覧

専門性・権威性・信頼性の高いコンテンツ作りを行うことが大切です。

これらを踏まえ、SEO対策を行い、日々のコンテンツ作成とPDCAサイクルを回し、あなたが求めるユーザーに対して有益な情報を与えるように最善を尽くしましょう。

SEOに関するお問い合わせや改善のご相談はご気軽にお問い合わせください。

 

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