「はぁ、売上が全く上がらない。むしろまた下がっている」
売上が下がり続けているため、何かヒントを得ようとセミナーに参加したり、本やGoogleで調べて何か打開策の情報を仕入れたり・・・・
それでも売上が上がる気配がない。このような状態に陥った方へ。
あなたは数字を追いかけていますか?
これは昔私が働いていた尊敬する上司が口癖のように言っていた言葉です。
ビジネスにおいて必要不可欠な「数字」
もちろん、あなたは「売上」という数字は追いかけているでしょう。
他には何を追いかけていますか??
売上で追いかけるべき指標
・売り上げの構成比
・カテゴリー別(大カテゴリーから小カテゴリーまで)
・顧客比率
・客単価(新規・顧客別)
・商品単価
・粗利率
・純利率
・リピート率
・関連率(セット率)
・・・
広告関係で追いかけるべき指標
広告でも
・CPA
・引き上げ率
・CPO
・購入単価
・年間購入回数
・LTV
・年間ROAS
ECサイトやブログ・ホームぺージで追いかけるべき指標
・アクセス数
・ページビュー
・セッション
・ユーザー
・セッション時間
・直帰率
・新規セッション率
※グーグルアナリティクスで簡単に管理できますね。
ざっと挙げてもこれほど出てきますし、もっと細かいにこしたことはありません。
数字を追いかけるべき理由
・強み・弱みを表面化する為
・「変化」をわかりやすくする為
これまでおかげさまで数多くのクライアント様とのお取引やお問い合わせを頂き、状況をヒアリング、アドバイスしましたが、数字を追うのが雑なところは「売上が芳しくない」。これが売上が悪い原因の1つです。
具体的な数字を把握できていないからこそ強化すべきあなたの強みである自分の武器も、早急に改善すべきあなたの弱点である錆びれた武器も気づいていない状態です。
把握せずむやみにホームページを一新したり、ブログを一日に何回も更新したり、見よう見まねで広告を出してみたり、それでは売上は一向に上がりません。
数字を追いかける、つまりは細かく分析することです。現状を把握することであなたが売上アップの為にするべきことが見えてきます。
まず、「売上」に関する数字を分析してみましょう。日々や月間、四半期、半期、年間と売上や粗利、純利などはさすがに細かくチェックしているでしょう。
しかし、売上に悩む方の多くはそれ以下が雑な場合があります。
例えばこれは実際にあったクライアントとの最初のヒアリングの際の出来事です。

ここ半年の顧客と新規客の推移を教えて下さい

大体これくらいです

後日でしたら詳しくわかりますか?

んーーー、細かくつけていなので、遡って調べてみないと。・・・それでも詳しくわかるかどうか・・・
このさまです(汗)こ顧客や新規客の増減もわからないだけでなく、これまでにどんな施策を試みた結果にこの状態なのか、その他全ての施策においての結果が見えてきません。
もちろん、客単価やリピート率などの他の数字の推移でもそうです。
また、売上に関する数字だけでなく、先述して例に挙げた広告に関する指標や、ECサイト、ブログなどの指標も同じことが言えます。
あなた自身のビジネスの状態を把握していないにも拘らず、売上が下がり続けているからといって何かヒントを得ようとセミナーに参加したり、本やGoogleで調べて何か打開策の情報を仕入れたり・・・・
そんな場合ではありません。現状をしっかりと把握し、何か手を打つのはそれからです。
まずは自分のがどんな状態なのかをしっかりと把握することから始めていきましょう。