リピートしてもらう仕組みを作る為にまず最初に行う事
あなたがどんな業種であっても、今後の売上に大きく貢献してもらえるリピート客。
そもそも現時点で少なくともリピートして頂いているお客様もいる事でしょう。
今回は「リピート客」を増やす為にどのような事をすべきかをご紹介します。
アンケートを実施する
リピート対策として最も簡単な方法はアンケートの実施です。
すでにリピートしているお客様が「なぜ再来店しているか」リピートしている理由をアンケートを用いて理解していきましょう。
リピートするという事はあなたの商品やサービスの何かに満足しており、再度満足する為にまたあなたの元にわざわざ出向いています。
その何らかの理由を明確に理解する事であなたの強みとなり、今後見込客の集客へのアプローチ、既存客へのアプローチの術として必ず役に立ちますので現時点で売上に伸び悩んでいる方は必ず行いましょう。
アンケートを取る方法
では、アンケートを取るにはどのような方法があるでしょうか。
あなたのサービスが実店舗でお客様と直接コミュニケーションを取れる場合、オンラインでの場合などお客様がどの様にしてあなたの元へ訪れたかで使い分けると良いでしょう。
来店の流入経路を理解する
どの様にしてあなたの元へ訪れたか、流入経路によってアンケートを取る方法を使い分けることでより効果的かつスムーズです。
ふらっと来店したお客様含む店頭に来店した場合
この様な自然に来店したお客様は実に簡単です。たまたま来店したと片付けるのは少々もったいないので店頭のセールストーク内でさりげなく聞いてみましょう。「いや、教えません」なんて言う方はほぼいないでしょうから。
聞いてみると実際はチラシを見て、SNSを見て、ホームページを見てなど教えてくれます。
ウェブサイト上のお客様の場合
あなたのウェブサイトには会員登録の機能はございませんか?会員登録の際にこのサイトにはどのようにして訪れたかなどの項目を入れておき、事前に回収しておく事でアンケートとは別にあなたのサイトへの流入経路を把握しましょう。
アナログタイプとデジタルタイプでセグメントする(振り分ける)
純粋に店前をたまたま通って来店の方や予約連絡が直接電話などアナログに近い行動タイプのお客様には店頭でアンケート用紙に記載してもらいましょう。
もちろん、リピートした理由だけでなく、あなたが統計を取っておきたいデータ収集はお忘れなく。
ウェブサイト上のお客様には、2回目以降の商品購入後のサンキューメールにアンケート項目を記載しレビューとして回収します。
では、店頭に来店したデジタルタイプには?アンケートはそのままアンケート用紙にて回収して構いませんが、実はその後のあなたの行動の際のセグメントで活用します。
店頭来店客をデジタルとアナログタイプにセグメントしたワケ
なぜ店頭客をわざわざデジタルタイプとアナログタイプにセグメントしたのでしょう。
それは次回以降のマーケティングの際に使う為です。
アナログタイプにはアナログDMをデジタルタイプにはメールにてアプローチした方が反応が出やすい。(ここポイントです。)
現時点で「ん?」とお気付きの方はいませんか?そう、これは初回来店の際に何らかの理由でリストを回収できなかった方を2回目に自然に来店したお客様のリスト回収と同時にリピートした理由を回収したからです。
初回でリストを回収したのであれば、2回来店の際にアンケートを取れば良いだけの話です。売上と同じくらい大切なリスト。1人ももれなく回収したいところですが、もし何らかの理由で回収できなかった際には2度目の来店で勝負です。
こうして集めた「リピートした理由」。文頭でも述べたようにリピートするという事はあなたの商品やサービスの何らかに満足したからです。
その「何らか」があなたの強みの一つになります。その強みを見込み客の集客の際に、既存客のリピート対策の際に盛り込んで打ち出してみましょう。
もちろん強みが複数あるのであればそれぞれの強みでそれぞれのターゲットに向けて打ち出すのです。
「たかがアンケート」と思うことなかれ。これもあなたの売上を改善するための立派なツールの1つです。