商売するにあたり、すでに星の数ほど存在する同業他社。
その中でいかにあなたのサービスや商品を選んでもらう際に非常に大切な事、差別化です。
では他社と差別化するにはどのような事をしていかなければいけないのでしょうか。
サービスの種類?質?それとも価格?他社との差別化を図るといっても様々な考え方ができます。
今回はあなたが数ある競合他社との差別化を図るために欠かせないUSPについて学び、トレーニングしていきましょう。
USPとは?
USPとはUNIQUE SELLING PROPOTISIONの頭文字を取っており、独自のうりを意味します。
わかりやすく言えば「あるサービスや商品のみが持つ独自の強みや魅力」です。
最初に注意してほしいのは、USPとは「他社にない強み」ではない点です。
例え他社が物理的に出来ることでも、強い約束をすることで、競合優位を築くことができる。
ここに、USPの本質があるわけです。
他社ではなくあなたのサービスや商品を選んでもらうにはこのUSPを明確にしていかなければ、それを「最大化」できません。
独自の売り(USP)を明確にし打ち出すことで、これまで正直どこでもよいと内心思っていたお客様も、あなたのサービスや商品でなければならないと、あなたの商品やサービスを選んでくれる状態にかわることでしょう。
良い商品なのに売れないと悩んでいる方、原因はこのUSPがないからかもしれませんよ。
USP(独自のウリ)を少しでもスムーズに作る方法
「ビジネスにおける大切なフレームワークである「3C分析」や「SWOT分析」などを行うべきですが、すでに検索した段階で頭がパンクして結局曖昧にしたまま営業を続けていませんか?」
そこでもっと簡潔に分析を行う為に以下の質問を用意しました。質問に対して出来るだけ多くの答えを書き出してください。
質問に対して応えることでであなたはこれまで曖昧にしていたあなた(商品やサービス)競合他社の強みや弱み、見込み客や顧客の悩みやその解決方法、より効果的な集客の仕方が自ずと表面化することが出来ます。
USP(差別化)を作る為の7つの質問
- あなたが(もしくはあなたの商品やサービスが)、ターゲットとしている市場について、詳しく述べてください。
- その中で、あなたのお客さんとなる人の悩みを100個書き出してください。
- 書き出したお客さんの悩みであなたが解決できるものは何ですか?
- ライバルが解決できていないが、あなたは解決できるものを書き出してください
- 自社と他社を比べた時に、違うと感じる部分は何ですか?
- これまでの経験の中であなたや自社が提供できる価値のいくつかには何がありますか?
- なぜ、他社ではなく、あなたの商品やサービスを選んだのか?お客さんに質問した事はありませんか?
もちろんもっと細かく分析することでより明確に理解できますが、これまで数多くの後回しを生み出した結果、売上や集客の方法、リピート施策に悪戦苦闘するあなたには比較的取り入れやすいのではないでしょうか?
また、すでにお気付きでしょうか。
先ほどの質問に答える事で、これまであなたが見込み客、既存客に向けて書いていたコンテンツ(ブログやSNS)の内容がいかに的外れだった事が。
質問から浮かび上がった見込み客や既存客の悩みをあぶり出し、その解決する方法があなたのサービスだと表現していけば、自ずとあなたの欲しいお客様があなたの元へ訪れる(アクセス)する仕組みが出来てきます。
この事にあなた自身が自ら気付く事が大切であると同時にこれまで行っていた事がほとんど意味が無かったと失望する事でしょう。
10秒だけ失望した後は、これを機に明日から気持ちを新たに前進しましょう。
これまで日々の業務の合間に行ったあなたの施策がもっと効果的になり、徐々に上向きになるようマーケティングジムは応援します。