今年の飲食のトレンドはこれだ!今はInstagramがアツいらしい!(そうして以前はTwitterやFacebookを開設し現在は放置していませんか?)
トレンドを追うのも繁盛する為の1つのツールであることは否定しませんが、そんなあなたはこのような事も感じていませんか?
- 売りたいメニューが売れない
- 客単価が上がらない
- 原価率が下がらない
- ホールスタッフがメニューを取ってこない
- メニューが多すぎて仕込みに時間がかかる
少しでも当てはまる方のみ読み進めてください。
今回は要点を絞り、繁盛する飲食店への道を切り開くために行うたった2つの事をシェアしていきます。
売れない飲食店の悩み
更にこのような事も思ったことはありませんか?
話題の繁盛店に視察に行った。確かにたくさんのお客さんで溢れている。だが、、、、手が届かない程美味しいとは感じなかった。接客の差もあまり感じない。でもなんであの店が繁盛して、うちが繁盛しないのかがわからない。
儲かっているから広告などの集客にもコストをかけれるんだ。でもうちは広告にお金をかけるなんて余裕はない。
ましてや以前お金をかけてみたがたいして効果が見られなかったし。。。じゃあ一体どうした良いものか。
そのような点でお悩みのあなたに、ほとんどお金をかけず売上を改善するたった2つの方法を提案します。
1.人気商品を作る
2.売れるメニュー表を作る
このたった2点です。「え?」「は?」とあなたは拍子抜けしたかもしれませんね。ですが、そう感じたあなたの店のメニュー表を今すぐ眺めてください。
お客さんの大半がオーダーする「人気メニュー」はありますか?売りたいメニューなのに売れないメニューはありませんか?
あなたの店にお客様がよく頼む人気メニューがない理由
大きな理由は2つです。
1つ目はあなたが売りたいメニューが目立っておらず、お客さんの目に留まっていないからいないから
2つ目は視界に入っていても「そそられない」から
店によってはフードメニュー表、ドリンクメニュー表の他に別紙で「本日のおすすめ」を作成しているところはよく見ますが、それも今となっては当たり前。
ただ別紙にしただけでメニューが羅列している状態であれば、なかなか目に留めてもらえないのが原因です。
腕に自信をもって数々のメニューを提供しているあなたの料理が決して美味しくないわけではありません。
それでは、人気メニューを作るにはどのような事に注意しなければいけないのでしょうか。
人気メニュー作り方
まず、あなたの店で売っていきたいメニューをピックしてください。
あなたの店のウリが伝わるメニュー(あなたの店=〇〇)
見た目に特徴があるメニュー(つい友達に言いたくなるような)
など。
例えば、あなたの店が得意とする食材を使ったメニューだったり、原価率が高くても話題性に長けているようなメニューにしたりととにかく大半の人がオーダーするようなメニューをこちら側から仕掛けていきます。
ポイントとして、
お客さんがよく頼んでくれる=結果的に人気メニューではなく×
意図的にお客さんに頼ませるメニュー=人気メニュー=人気にしたメニュー〇
に位置付けます。
もし、人気メニューを作れるが原価率が高くて売っても売っても儲からないと思ってしまうなら少し考える角度を変えてください。
売れるメニュー表を作る
複数の「人気メニュー」を作ったら、この度はメニュー表を「売れるメニュー(儲かる)」に作り替えていきます。必ずしもメニュー表を全面リニューアルする必要はありません。
初級レベル
- 人気メニューのフォントを大きくして目立たせる
- 赤やオレンジで丸を付ける
ここまではすでにあなたの店でも取り入れていると思います。
中級レベル
上記の初級レベルに加え
- 別紙で写真付きのメニュー表で大きく目立たせる
繁盛店はここからが違う
繁盛店レベル
別紙で写真付きのメニュー表で大きく目立たせ且つ、頼みたくなるような「キャッチコピー」を付けるたったこれだけです。
更にこれをホールスタッフのセールストークに必ず組み込む事で確率の高いオーダーへと導いて後押しします。
売れるメニュー表を作成した事例
マーケティングジムとお取引していただいているクライアントさんももちろんこの施策を取り入れています。
クライアント1 焼き鳥屋の場合
以前は先程挙げた「初級レベル」
人気メニュー「ビッグ〇〇」を作成、メニュー表を「繁盛レベル」へ
その後、ビッグシリーズを焼き鳥、唐揚げ、ハイボールに採用
客単価比率:118.2%
クライアント2 スペインバルの場合以前は先程挙げた「中級レベル」
また、人気メニューのピックアップ数が多かった為これを機に精査
人気メニュー「パエリア」「スキレットスタイル」を再作成、メニュー表を「繁盛レベル」へ 女性客目線で提供サイズを再度見直し
客単価比率:120.8%
ほんの一部の事例ですが、この紹介した二店舗はこれまでに述べた「メニュー」「メニュー表」施策のみです。
売れるメニュー表を作る時の注意点
乱用しない事。これに尽きます。あれもオススメ、これもオススメという様な打ち出し方はオススメが埋もれてしまい逆効果を招きます。人気メニューは複数でも構いませんが、各カテゴリーに少数で収めることが大切です。
こうして、あなたの店=〇〇というウリを故意的に作っていき、お客さんに印象付けていきます。
また、一度試してそのまま続行するのではなく、PDCAサイクル(計画→実行→チェック→検証)に乗せ日々努力することが大切です。
このPDCAサイクルをきちんと行わない店も、非繁盛店の特徴とも言えるでしょう。
新しく何かを採用するのもよいですが、こうして既存のメニューの打ち出し一つでもあなたの店を繁盛店へ導く一歩となります。
まずは土台をしっかり作り、「リピート対策」「集客」へと施策を広げていきましょう。
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