起業したての方だけでなく、立ち上げから数年経過しているがなかなか思うように集客できない、売上が上がらないと悩む方は、多く存在します。
なぜ思うように集客できないか、売上が上がらないのかについて解説します。
なお、以下の項目に当てはまってしまう方は特に要注意です。すぐに行動を改めていくことを強くおすすめします。
①無知である
まずは、根本的な問題である「無知である」こと。こうして文字に表すのは非常に簡単ですが、これがビジネスにおいてどれほど危険なことかを理解していない状態を指しています。
雇われているのであれば多少何とかなりますがご自身で経営しているのであれば、より深刻な問題です。
仮に、何かの分野に関しては知識や経験、技術が豊富であるとしましょう。しかし、それを活かすも殺すも経営スキルは必須です。
「どのようにして利益を得ていくか、その為にはどのようにして見込み客や新規客を得るのか。」
これらに対して、手段までは考えるものの、肝心なその中身が非常に薄い状態は、遅かれ早かれ売上に悩むこととなります。
例えば、集客するために「Instagramをする」と考える方はここ国内だけでも腐るほどいるでしょう。
それはあくまでも集客手段やマーケンティング手段の1つであり、大切なのはそのInstagramを用いて、どのように売上に繋げていくかの設計です。
手段ばかり考え、肝心なことである「具体的にどう運営していくのか」を深く考えず、立ち上げて投稿すれば良いといった軽はずみな行動は、例え時間を費やしたとしてもあなたが思っている以上に思い描くような結果を挙げることはできないでしょう。
例として、Instagramを挙げましたが、これがホームページや他のSNS、ECサイト、広告、メニューや商品など取り入れる全てに通じて同じことが言えます。
表面的な手段ばかりに目を捉えれ、学ぶべき、参考にすべき大切な部分を見落としている。この状態はどのジャンルのビジネスにとっても危険な行動と当てはまります。
また、各手段に関して全くの無知な状態は、更に危険だと言えます。
例え集客やマーケティングを外注したとしても、何も知らない方と、隙間時間を縫って少しずつでも学ぶ人とでは、全く違います。
外注先が行っていることに対して「何のためにこれを行っているのかがわからない」といった状態は、いつまで経っても外注先に依存するだけでなく、経営者本人が成長しないことにも繋がってしまいます。
②根拠のない過信
ホームページを公開しさえすればたくさんお客さんが集まってくる、SNSをすればそれを見たユーザーが来店してくれる、ECサイトを作れば、24時間どんどん注文が入る。。。。
この様な「〇〇しさえすれば売れる」といった根拠のない過信も集客できない、売上が上がらない方の共通点です。
一言で言えば「世の中そんなに甘くない」。これがピッタリの言葉でしょう。
ただ肌感覚でホームページやSNS、ECサイト、広告などを運用するだけでは100%失敗する、これは言い切れます。
小手先のスキルだけで、情報過多なこの世の中で通用するほど甘くはありません。世の中にはすでにあなたより優れた同業他社が多数存在しています。
「チャチャっとやって売れる」ほど簡単なものではないのは当たりませんです。トライ&エラーを繰り返し最適化していく事が大切なのです。
いま一度事業計画や予算達成のために費やす投入コストも見直してみましょう。
「初年度に月商1000万円」といった状況や実力に伴わない根拠のない事業計画は、計画がないのと同じです。
もし、そういった事業計画を起こし、うまくいっていないのであれば、「達成するために必要な事項に対しての行動すべてが」が甘いはずです。
③インプット・アウトプット量が圧倒的に足りない
現在は便利なもので、情報なんてインターネット上にたくさん転がっています。また、電子書籍や書籍を加えればたくさんの情報を手に入れることができます。
「①無知である」にも付随しますが、インプットやアウトプットの量が圧倒的に足りないのも集客できない、売上が上がらないと悩む方の共通点です。
とにかく自分の脳に新たな知識を入れていいない、入れてもアウトプットしてない状態も遅かれ早かれ結果的に売上に困ってしまうでしょう。
日々のルーティンにインプット、アウトプットの時間を必ず設けていくこと、それを持続することが大切です。
④こだわりと頑固な性格の境界線
自社の商品やサービスにこだわりを持つこと自体は非常に良いことです。
しかし、特にそのこだわりの強さや頑固な性格が悪影響を及ぼし、売上の伸びを邪魔することに繋がる場合も多々あります。
柔軟性や広い視野、発想の転換などビジネスにとって必要なことを頑固な性格1つで潰してしまうのは非常にもったいない状態です。
自信では当たり前と思っていたことも、案外、違う角度から見るとナンセンスだったり、収益効率を下げていたりと影響を与えていることも少なくありません。
⑤自己中心的な行動
自身の事業で、最終的にはご自身の責任のため構わない部分でもありますが、、、、
④の頑固な性格にも付随しますが、とにかく視野の狭い考え、行動はビジネスにとって非常に邪魔な存在です。
更に「自分ならこう感じる」といった先入観が邪魔し、考えを変えないといった場合もせっかくの向上するチャンスを自ら潰してしまうことに大きく繋がります。
自分が嫌だと感じるからメールマーケティングは行わない・・・など。そんな嫌だと感じるメールを送らず、有益だと感じる内容を送れば良いだけの話で、先入観により売上を向上させるための顧客とのコミュニケーションを一切図らない、、、、それでは売上が下がっても仕方ないですね。
自身のビジネスはどのようにして利益を生んでいるのか、いま一度見つめ直し、行動を改めることも時には必要ですよ。
自信の行動によるビジネスへの影響
世の中そう簡単にいくものではありませんが、ご自身の行動がビジネスに悪影響を及ぼしている場合も少なからずあります。
行き詰ったらまず一度、その場に足を止めて自身を見つめ直す時間を作るのも経営者として必要なことです。。。