ニュースレターで集客できると思っていませんか?
そもそもニュースレターとは、、、、、そう会報誌の事です。
ニュースレター自体の目的は、セールスレターとは異なり、オファー(特典)はつけず、お客様との信頼関係を育むコミュニケーションツールとします。
多くの人が、「ニュースレターを発行すると売上は上がる」と思っていますがそれは違います。ニュースレターを発行したからといって売上は上がりません。
人間関係があることと、商品が欲しくなることはイコールではありません。そのため、「あの店員さんが好き。だからこの商品が欲しい」とはなりません。
ニュースレターとはセールス時の反応を高めるツール
人間関係を育むことは、セールス時の反応を高めます。
お客様は関係性のあるお店から商品を買うことに対して心理的なハードルが低いからです。
DM一通送付しても、人間関係がなければ、お客様は「本当に良い商品なのだろうか」「怪しい会社ではないだろうか」と疑います。
しかし人間関係があれば、 「あの人が言うのだから、良い商品だろう」「どうせ買うのなら、あの人から買いたい」と、反応の仕方が変わるのです。
つまり、ニュースレターは間接的に売上アップに貢献するツールなのです。
ここはきちんと理解しておきましょう。
ニュースレターに書く内容
ではニュースレターにいったいどんなことを書くのでしょうか?
大まかに分けると以下の4つの構成がベーシックなものです。
- トピックス・新着情報
- 自己開示(スタッフ紹介)
- お客様の教育
- お客様の声
では順に説明していきます。
①トピックス・新着情報
トピックス、つまり最近あった出来事の報告です。セミナー・勉強会、雑誌やテレビに取り上げられた事などをお知らせします。
新着情報は例えば「○月○日にイベントを開催します。」詳細~~
「○月○日より□□の予約を開始します。」詳細~~
など、これからのお店のニュースなどを書いていきます。
ニュースレターの注意点
とにかくセールスは全くしない事です。あくまでもニュースでお知らせする事、詳細までで止めておきましょう。
現在行っているイベント・フェアーやセール情報などはニュースレターとは別に別紙にて案内してください。
②自己開示(スタッフ紹介)
ここではスタッフの似顔絵や写真と共に、ちょっとした自分の事をお知らせします。
プロフィールの他に、趣味やペットの事などそのスタッフがどんな人なのかなどが良いでしょう。ここでスタッフに興味を持ってもらい関係性を育むためには必要な要素です。
毎月、ニュースレターを通じて自己開示を行いましょう。関係性が徐々に育まれていきます。
③お客様の教育
この部分は最も重要な個所ですので、しっかり覚えてください。
お客様の教育と聞くと、偉そうに聞こえるかもしれませんが企業はお客様を教育しなければいけないのです。
そして、お客様もそれを望んでいます。ここで濃い内容を書くことで、後のファン客として結びついていきます。
お客様の教育のためにニュースレターで伝えるべき3つの内容
良い商品、悪い商品の見分け方
あなたは、商品や業界の専門家です。専門家は、正しい商品の選び方を知っています。
しかしお客様は素人ですので、商品の見分け方を知りません。そこで、お客様が間違った買い物をしないためにも、知識を教える必要があるのです。
商品の専門家として、損をする買い物をお客様にさせてはいけません。
専門家から教えられる知識で、どれだけのお客様が助かることか。
ニュースレターを使えば、多くのお客様に情報を伝達できます。
お客様は、役立つ情報を提供してくれる会社に強い信頼を寄せるのが目的です。
商品のこだわり・物語
商品の一つひとつに、物語やこだわり、工夫などがあります。
そのような情報を企業は知っていますが、お客様は知りません。
企業が当たり前に知っている商品情報こそ、お客様は知りたがっていますよ。
会社の理念・物語
ホームページをお持ちの方は記載しているページがあるとは思いますが、毎月お客様がそのページを見ているでしょうか?見て欲しいお客様にきちんと届ける為にニュースレターの一部分に記載してあなたの会社の理念や、背景を紹介しましょう。
選ばれる会社になるためにも、ニュースレターを通じて、使命や目的を語ってください。
ニュースレターについてご理解できましたか?
ポイントのおさらいとしてはセールスはせず、あなたの会社に興味を持ってもらう事、好きになってもらう事、信頼関係を築く事が目的です。
定期的にニュースレターをリリースする事でお客様にあなたの会社やあなた自身をもっと知ってもらいましょう。ラブレターの一歩手前ってところですかね。
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