マーケティング

WEB広告やチラシでグッと反応率をアップさせるキャッチコピーの作り方

広告や集客チラシなどで反応がなく困っている方は他にいませんか?

美容室や飲食店、マッサージ、整体などマーケティングジムのクライアント様やお問い合わせを頂く方に多く見られる広告やチラシの反応の悪さ。

そもそもターゲットに読まれることが出来なければあなたが一生懸命作った広告やチラシの意味がありませんよね。

広告やチラシに限らず、広告やこの様なブログなどのコンテンツも冒頭の見出し部分で読むか読まれないかの大半は決まってしまいます。「いい商品(サービス)があるのになかなか売れない」。それはターゲットにあなたの熱い思いや商品の良さがちゃんと届いていないからです。

そこで今回は広告やチラシの反応がなく困っている方の大きな原因の一つとして挙げられる課題「キャッチコピー」についてシェアしていきます。

反応の良いキャッチコピーの作り方

せっかくあなたが一生懸命に作った広告ですので、1人でも多くの人に来店や購入して欲しいものです。

これまで広告で集客を試みたものの、うまくいかなかった方はあたらめて以下の項目に注目してみましょう。

1.何のためのキャッチコピーなのかを考える

キャッチコピーには「イメージコピー」と「商品(サービス)コピー」に分けられます。

まず、「イメージコピー」とはイメージアップとして用いられます。

例えて言うならば誰もが一度は聞いたことがある「そうだ、京都へ行こう」これはJR東海のCMで使われ続けていた有名なキャッチコピーです。

\その悩み、打ち明けてみませんか?/

今ではこのキャッチコピーが一人歩きしてCMの認知度だけでなくJR東海の企業イメージ、京都のイメージアップに大きく影響を与えています。

一方私やあなたが主に使うのは「商品コピー」。

本文ではこの「商品コピー」について説明していきます。「商品コピー」とは、例えば『やずや』さんのにんにくしじみのコピー「宴会つづきの忙しいカラダを守りたい40代、50代へ」など非常に良いのではないでしょうか。

更にこの商品コピーは「40代を過ぎて違いを感じはじめたあなたへ」とサブコピーでさらにキャッチコピーをより効果的にしています。

まずは何のためのキャッチコピーなのかを考えてから作成に取り掛かるようにしましょう。

2.ターゲットを明確にし、絞り込む

キャッチコピーを考える際に必ず押さえるべき2つ目のポイントは「ターゲットを明確にする」です。先ほどのやずやさんのコピーでも非常にわかりやすくターゲットを明確にしていることがわかりますね。

マーケティングジムでクライアントやお問い合わせ頂いた方に「御社の商品やサービスのターゲットはどんな方ですか?」と尋ねた際「30代から40代の女性です」とか「サラリーマンです」などかなり広い範囲の答えが返ってくることがあります。

ターゲットを幅広く持ち、いろんな方に買ってほしい来てほしいと思う気持ちは充分わかりますが、その範囲の広さがかえってあなたの商品やサービスがお客様や見込み客に届きにくくなる事を覚えておいてください。

読みながらドキッとした「あなた」もですよ。。。

条件が絞り込まれるほど、その条件に合う人が「あっ、私のことだ」と感じるようになり反応しやすくなります。

私やあなたが主に使う「商品コピー」の場合、そもそもの目的が見込み客の注意を引くことですので「30代から40代の女性」とするよりも「30代から40代の○○な女性」や「□□なサラリーマン」というようにターゲットを明確にし、絞り込んだ方が該当する見込み客が反応しやすいということです。

ターゲットの欲求にフォーカスする

あなたの商品(サービス)をターゲットの欲求にフォーカスしてみましょう。

ではターゲットの欲求とはどのようなものなのでしょうか。欲求には次のように大きく2つあります。

苦痛から逃れたい欲求

例えば、「肩こりや腰の痛みから解消されたい」、「疲れが取れず朝から体がだるい」「頑固なくせ毛に困っている」など切羽詰まったような状態から抜け出したい欲求を指します。

こうなりたい欲求

「高級外車を乗り回したい」、「海外旅行に行きたい」など願望的な欲求を指します。

あなたの商品(サービス)はどちらに属するものでしょうか。

また内容によっては両方に該当するものもあるでしょう。

例え両方に属する商品(サービス)であっても先述の苦痛から逃れたい欲求の方が反応や購買に結びつきやすいのは事実です。

ですので、先述したターゲット「30代から40代の女性」よりも「30代から40代のストレートパーマをかけてもすぐとれて朝のスタイリングに時間がかかって困っている女性」、「異なる3軒の整体に行っても治らなかった腰痛に悩むサラリーマン」にした方が反応が高く、そのサービスの購買率が上がるということです。

※ちなみに人は生まれながらにして(先天的)な8つの基本的な欲求と、後天的に身に付ける9つの欲求を持っています。見込み客の脳内における欲求であり、かなり興味深い心理ですが長くなってしまうので別記事にて紹介します。

さて、欲求がわかればそういう欲求を持っている方があなたのターゲットとなるわけですが、最初からターゲットを明確にしていたら広告(チラシ)の反応に困っていませんよね。

現在、あなたの商品(サービス)でターゲットが漠然とし、明確になっていないのであればこれから作り上げていきましょう。

3.ターゲットを明確化する為に行う4つの質問

ここではターゲットを明確にする為にあなた4つの質問をしますので、商品やサービスに該当するものがないかチェックしてください。

「あなたの商品やサービスを必要としている人はどんなことで困っていますか」

これは先述した苦痛から逃れたい欲求を持った方にフォーカスしたものです。

「あなたの商品やサービスを必要としている人はどのようなことで悩んでいますか」

これも苦痛から逃れたい欲求を持った方にフォーカスしています。例のくせ毛で悩んでいる女性や腰痛のサラリーマンもこの欲求の部類に当てはまります。

「あなたの商品やサービスを必要としている人はどのようなことに不満を持っていますか」

例えば急いでいるのに時間がかかり対応に間に合わなかったり、他の店で大して満足しなかったのに料金が高かったなど何か不満を持っている方に対してあなたの商品やサービスが解消することが出来るものはありませんか?

「あなたの商品やサービスを必要としている人はどんなことを望んでいますか」

これはこうなりたい欲求にフォーカスしたものです。

あなたの商品やサービスでその欲求に応えることができるものはありませんか?

この質問に対してのあなたの答えが、ターゲットを明確化します。それをキャッチコピーに反映させることで、これまで反応がなかった広告(チラシ)もターゲットが反応し、いままで以上にあなたの熱い思いや商品(サービス)が届きやすくなることでしょう。

これを機に広告(チラシ)のキャッチコピーをいま一度チェックし、考え直してみましょう。

オンライン広告の反応にお困りの方はこのキャッチコピーだけでなく、セールスコピー全体を見直してみましょう。

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