マーケティングジムではコンサルティングの契約を6ヵ月としていますが、契約から4か月目のあるミーティングにて提案したことについてシェアします。
リサーチ不足から盲点となっていた、これまでとは違うところからの売上。相性がよければ、月間でも数客分の売上をカバーすることも不可能ではありません。
近隣の同業者他、リサーチで得た情報
遠方のため、zoomでのコンサルティングを月に2回行っているこのクライアントさんに近隣の状況をリサーチしてもらいましたが、どうしても同業目線が抜けず、得られたのは近隣の居酒屋を中心にメニューや客層、ピーク時間などばかりでした。
同県内に他にクライアントもいなかったこと、ご契約頂いたプランがオンラインのコンサルティングプランのため、直接リサーチするにはコストが見合わず、頼んでいましたが、どうも引っかかることがあったので、インターネットを駆使して更に調べてみました。
クライアントさんが言うように、繁華街ではなく、近くにはマンションや会社が多く、飲食店はポツンポツンと点在している状態。
この状態でも、LINE公式アカウントを使って少しずつリピート客を増やして売上を伸ばしている途中でしたが、それとは別に売上を上げることに成功しました。
それは「テイクアウト」
近隣のマンションの大半は単身者向けの間取りのものが多く、近くにある大手弁当屋、一定の地域で複数店舗展開している中規模の弁当屋が夕方以降に繁盛していたため、テストする価値はないか提案してみました。
全く盲点だったので、1度試してみるとの了承を頂き、メニュープランを練ることから始めました。
テイクアクトを拡散した方法
新たに始めたテイクアクトの情報をLINE公式アカウント、店内のメニュー表、ポップ、店外の立て看板(ブラックボード)に反映。300枚程度の小サイズのビラを近隣マンション、小規模の会社にポスティングしてテストしました。
テイクアウトを利用したお客様には来店用のクーポンも添付し抜け目なく貪欲にテストしています。
結果、未来店の客層がテイクアウトを利用する、それをきっかけにリピートや店に来店するといった相乗効果を得られました。
また、Googleマップ、ストリートビューを使って近隣状況を把握(お願いしていたGoogleマイビジネスの更新を怠っていたのでクライアントさんは注意されるハメに。。。)
徒歩圏内にあるクライアントの行きつけのスナック2軒に、デリバリーの提案を行いました。
デリバリーは専用スタッフを雇うわけにはいかない為、徒歩圏内、クライアントの行きつけの知り合いのスナックのみ提携してます。
注文最低金額、スナック側のインセンティブを設定(正しくはただ料金が割高になっているのですが)
スナックの客はスナックに行く前の1軒めとしてクライアントの店を利用してくれることも増えています。
最後に
メインの売上ではありませんが月間の売上で見ると、バカにならないような数字です。
詳しくリサーチしなければ盲点となっていた売上経路も、これでまた1つ開拓することができました。
最近、あなたは近隣エリアのリサーチをしてみましたか?新たな発見が見つかるかもしれませんよ。