広告に対するユーザーの現状
広告を出す際のチェックポイント(セールスコピー編)
ではいったいどの様なものなら反応してくれるのか?
これより現在あなたがリリースしている広告やメディアで展開しているコンテンツも含め、最低限押さえるべきポイントをチェックしていきましょう。
ターゲットは明確か
ターゲットに響くキャッチコピーは最適か
ターゲットを明確にしたら、そのターゲットが最初に目にするであろうキャッチコピーが現段階で最適なのか。
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ターゲットが抱える問題・解決策を提示できているか
あなたが定めたターゲットであり、反応してほしい見込み客が抱える問題を再度提示し、それらを解決する手段としてあなたのサービスが提案できているでしょうか。
証拠を提示できているか
見込み客の問題解決方法=あなたのサービスという方程式を提示したら、次はその証拠、根拠を示しましょう。
あなたが作った魅力的なキャッチコピー、ボディコピーに反応してくれた見込み客。
初めてアクションを起こす際、人は「正しいのだろうか」と躊躇してしまうものです。
そこで、その不安を拭うべく、すでにあなたのサービスを購入してくれた顧客様の感想や評価を具体的に示しましょう。
オファーを提示しているか
オファー、つまり特典を意味します。
限定性があるか
期限のない、いつも使い回している様な広告は見込み客の行動「後回し」や「また今度」を生み出してしまう原因です。
オファーに加え、限定性を持たせてよりオファーを際立たせる広告になっているかチェックしましょう。
アクションを促すコピーがあるか
人は行動を具体的に言葉で示すことで、実際に行動しやすい傾向があります。
今すぐ下記電話番号に予約してください
今すぐLINEに友達追加して予約してください
今すぐQRコードからメールしてください
という様な、具体的に起こしてほしいアクションを言葉に示すことがあなたの広告にはあるでしょうか?
先程の例には「今すぐ」といった緊急性を示す言葉を使っていますが、
「無くなる前に」同じく緊急性
「まずは」即動性+気軽さ
といったコピーをつけてアクションを促す、起こすハードルを下げる工夫をしましょう。
「簡単」「たった○分で完了」といった簡易性、気軽さを示すコピーをうまく使うのも良いですね。
以上が主にセールスコピーを中心としたチェックポイントです。
広告を出す際のチェックポイント(クリエイティブ編)
続いてはクリエイティブ面をチェックしていきましょう。
記事冒頭でどんなにオシャレで、どんなに可愛い、、、とお伝えしましたが、一部の条件下においてはクリエイティブ面でも反応に影響を及ぼします。
ターゲットに合ったカラー構成か
ターゲットにそぐわないカラー構成も広告をスルーされる原因の一つです。
30、40代の抜け毛になやむ会社員の男性に対して可愛らしいパステルカラーを用いたカラー構成
癒しの雰囲気を表現するリラクゼーションサロンがド派手なショッキングピンクにブラック、パープルといった攻めたカラー構成
極論で、普通に考えて使う方はいないと思いますが、それほどターゲットにそぐわないカラー構成も、反応を乏しくさせてしまう原因の要素です。
お気をつけください。
ターゲットやブランドイメージにあったフォントを採用しているか
カラーリングだけでなく、使用するフォント(書体)も意識すべき点です。
カラーリングと同様に、フォントにも印象や雰囲気があり、アンマッチすぎると違和感を感じたりするものです。
また、複数のフォントの組み合わせやバランスにも充分注意しましょう。
あなたが思っている以上にフォント一つでも伝わり方は左右しますよ。
もちろんチラシの様なオフライン広告、ウェブ広告ともにです。
広告を出す際のチェックポイント(ユーザビリティ編)
最後はユーザビリティ面でチェックしていきます。
主にウェブ広告のランディングページが該当します。
要所にCTAボタン(アクションボタン)の設置はもちろんのこと、フォームは煩わしいほど入力箇所はないか、ターゲットによっては入力フォームだけでなく、電話するボタンや番号の表示もあった方が良い場合もあります。
ユーザビリティ、つまり閲覧するターゲットユーザーにとってその広告ページは利用しやすいかどうか、使い勝手が良いかどうかということです。
また、チラシでも該当する箇所はあるでしょう。
先程の電話番号の表示、QRコードの大きさにも配慮すべきですね。
改善と検証で集客できる広告デザインへ
複数の観点から改善するポイントを紹介しました。
見直すべき箇所は見つかりましたか?
オフライン、オンライン問わず広告には製作費はもちろんのこと、運用費、印刷代、配布、送料など様々なコストが発生します。
作って出したから良い、ある程度集客できたから良いと満足するのではなく、もっと集客できないか、もっと反応が良くならないかと改善、検証する癖を付けていくことが大切ですよ。
どうせお金を使うのであれば、一人でも多くのターゲットに響く広告を。