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【飲食店売上対策】Uber Eats(ウーバーイーツ)上位表示と売上を上げる方法

2020年3月より新型コロナウイルスの感染拡大防止により、営業時間の短縮や休業を要請された飲食店。

少しでも売上をカバーしようとテイクアウトやデリバリ―サービスを導入する飲食店が多く見られました。

その後、現在ではテイクアウトやデリバリーサービスを展開することがスタンダードとなったため、いかに同じデリバリーアプリ内で売り上げていくかに課題はシフトしています。

今回は表題の通り、複数あるデリバリーサービスの中でもUber Eatsの売上を上げる方法について解説していきます。

Uber Eats(ウーバーイーツ)とは

ウーバーイーツ 上位表示方法

2016年東京を皮切りに、エリアを拡大し続けているUber Eats。

アプリ一つで加盟店からメニューを選び、デリバリーをしてもらうかテイクアウトするか選択できる便利なサービスです。

加盟店である飲食店のメリットとして、デリバリー導入にあたり人材の確保の必要もないため、導入から稼働までスムーズに行えることが挙げられます。

また、Uber Eats自体、マーケティングや広告、キャンペーンを積極的に行っているため、加盟すればその恩恵も受けることができます。

これらのメリットはあるものの、デメリットの1つとして挙げられるのが手数料の高さ。

\その悩み、打ち明けてみませんか?/

Uber Eatsの加盟店手数料は売上の35%と、結構高い割合を占めています。

システム導入費や広告費、配達する人件費がかからない分、この手数料の高さは良いとみるか、見ないかは経営しているあなたの判断によります。

しかし、スムーズに販路拡大を行える点では、非常に魅力的な施策とも言えます。

前置きはこれくらいにして、早速本題のUber Eatsの売上を上げる方法をお教えします。

結論!Uber Eatsの評価基準を理解して最適化し、客単価、リピート率を意識することです。

Uber Eats(ウーバーイーツ)の評価基準と対策(上位表示対策)

Uber Eats グリーンスタンダード

※これに限らず、アプリ内で上位に表示されるための評価基準「グリーンスタンダード」。まずこの指標に沿って徹底的に順守することが大切です。

  • オンライン率
  • メニュー数
  • 写真数
  • 商品詳細
  • 受注率
  • キャンセル率

上記がグリーンスタンダード(Uber Eatsの評価基準)です。

つまりこの6点において最適化していくことで、アプリ内での評価は高くなります。

なお、言うまでもないとは思いますがここでの評価基準はユーザーが行う評価の☆ではなく、Uber Eatsが優先的にアプリ内の上位に表示するための評価を指します。

オンライン率を高める

まずは1つめのオンライン率を高めることです。

オンライン率、つまり設定した営業時間内でどれだけオンラインの状態にして注文に対して待機できているかの割合を指しています。

運営側であるUber Eatsを商業施設と例えるなら、加盟店はその中に入っているテナントのようなものです。

本来なら営業しているはずのテナントが、営業していなければ、評価しないのは当然です。

また、ユーザー目線でも、提示している営業時間に何度も締まっていれば、それが実店舗でもUber Eats内でも良い店だと評価しないのではないでしょうか。

理由が何であれ設定した営業時間が守れないのであれば、設定し直すことを強くお勧めします。

Uber Eatsのマニュアルではサービスを休止したい場合、ダッシュボードから一時停止をタップすればアプリ内に加盟店データは表示されたまま注文を受け付けないことができますが、この行為はグリーンスタンダードに影響します。

対処法としてレストランマネージャーのメニュー画面からメニューを適用する曜日をオフにしておきましょう。

この対処法のデメリットとして、Uber Eatsのアプリ内での加盟店データは表示されなくなりますが、休止扱いでなく、休業扱いとなるため評価基準には影響しません。

また、必ずしも実店舗営業時間とUber Eatsの営業時間を統一する必要はない。

元々ランチタイムの営業がなくても、仕込みなどで出勤しており、デリバリーのメニューを提供できる体制を取れるのでれば、その時間に合わせてUber Eatsで注文を受ける時間を伸ばせばよいという考え方もできます。

メニュー数を増やす

Uber Eatsの評価基準2つめのメニュー数。対処法はメニュー数を増やすことです。

Uber Eatsのアプリ内でメニューがたくさんあれば、ユーザーが選択する確率も増え、売上アップに繋がります。

あなたの売上が上がればその35%がUber Eatsに入るため、評価するのは当然です。

注意点として単にメニュー数を増やせばいいという安易な考えは持たず、確実に売上を上げるための対策を後程解説しますので、ご参考ください。

写真を増やす

Uber Eatの評価基準3つめの写真。これは登録しているメニューに対して写真を挿入しているメニューの割合を指しています。

つまり「登録しているメニューには全て写真を入れよう」ということです。

ただ文字だけで表示されているメニューと、美味しそうな画像を添えたメニューのどちらが良いか。そもそも画像のないメニューが並んでいてユーザーが「美味しそうだからこれを注文しよう」となるわけがありません。

ユーザーのアプリ内の行動を意識する

また、Uber Eatsのユーザーは、特定のジャンルを選んだ後、店を選ぶ、もしくは、ジャンル問わずアプリ内の様々なメニューを見て商品を選ぶという行動をとります。

Uber Eatsユーザーの行動からわかるように、一枚目の画像がどれほど重要なのかがわかるでしょう。

あなたの店を見つけたUber Eatsのユーザーは、メニューを一枚目の画像で判断します。

ファーストビューである一枚目の画像のクオリティが低ければ、その分注文する確率も下がることは理解しておくべきです。

※画像一枚目の隅にお店のロゴを小さく入れるのもお店の認知拡大に効果的です。

Uber Eatsへのメニュー登録画像は、ご自身で撮影して登録することもできますが、Uber Eatsに依頼することもできます。

下手な撮影で今後の注文率が下がるよりは、撮影のプロに任せるのも1つの手段です。

撮影の依頼する場合はUber Eatsレストランサポートにメールで連絡しましょう。

Uber Eatsレストランサポート→r.jp@uber.com

商品詳細を全メニュー記入する

Uber Eatの評価基準4つめの商品詳細は表示されたメニューに対して商品詳細を記入している割合を指しています。

そそるようなキャッチコピー、セールスコピーが表示されたメニューと、ただメニュー名だけ表示されたメニューのどちらが良いか。

つまり、「表示されたメニューには全て説明を入れよう」ということです。

そして「画像と文字でそそらせよう」ということです。

受注率を高める

Uber Eatの評価基準5つめの受注率は、アプリに入った注文に対して加盟店が実際に注文を受けた割合を指しています。

つまり「Uber Eatの加盟店が定めた営業を時間内に入った注文は全て受注しよう」ということです。

キャンセル率を下げる

Uber Eatの評価基準6つめのキャンセル率は、注文に対して加盟店側の理由によるキャンセルした割合を指しています。

つまり「せっかくユーザーが注文したのに、何度もキャンセルしてはいけない」ということです。

以上6つがUber Eatの評価基準「グリーンスタンダード」です。

かなりざっと説明しましたが、読んだらわかるように何も難しいことは要求されていません。

GoogleにはガイドラインやSEO、GoogleマイビジネスにはガイドラインとローカルSEO(通称MEO)があるように、Uber Eats内でもしっかりユーザーファーストであれということです。

Uber Eatsを利用するユーザーがいかに快適にサービスを利用し、少しでも多く注文することで、

  1. ユーザーには自宅や指定された場所でこれまでデリバリーサービスを展開していなかった店のメニューを食べることができるメリット
  2. 加盟店にはデリバリ―導入にかかる様々なコストカットと販路拡大
  3. Uber Eatsにはその売上の一部が収益となる

3者にとって均等にメリットが行き渡るようなビジネスモデルとなります。

デリバリ―の売上を上げる方法

グリーンスタンダードの遵守は必須として、更に売上を上げるべく対策を解説していきます。

  1. エリア内で売れているものを理解する
  2. 単価を上げるためのメニュー開発
  3. リピートする仕組み作り
  4. 導線設計

①エリア内で上位表示されている加盟店を分析する

全国にあるUber Eatsの配達エリアの中であなたのエリアで何が売れており、ユーザーの評価が高いかを分析していきます。

全国で見ると共通点もあれば、地域によって異なるものもあるからです。

あなたのエリア内で販売数が多い且つ、ユーザー評価の高い加盟店の傾向を分析するにあたり以下のポイントを押さえておきましょう。

  • 店自体ではなくジャンルを見る
  • 表示されているメニュー内容と数
  • 同ジャンルで評価の高い加盟店とそうでない加盟店の差

これら3つのポイントを押さえながら、あなたのエリア内の加盟店分析します。

実際にユーザーの評価が高い加盟店が優先的に上位に表示されるのではなく、あくまでも先述したグリーンスタンダードを遵守し、上位に表示されている分アプリ内で閲覧するユーザーの目に留まる回数も増えるため、必然的に注文数や評価数は増えていきます。

もちろん注文したユーザーが満足しなければ評価に影響してしまいますが、故意的に並び替えしなければ目立つ位置に表示され続けられます。

Uber Eatsの評価基準の特徴の1つに、一度上位表示されるとなかなか転落しない傾向にあります。1人でも多くのユーザーにあなたの店、メニューが露出できるよう、上位店舗を分析し参考にしていきましょう。

メニュー内容や数は共通して多く、そのほとんどに画像と商品詳細がきちんと記載されていることは言うまでもありませんね。

上位表示されている加盟店、そうでない加盟店の差は、ジャンルを除けば、一目瞭然です。

3つのポイントの中でも何のジャンルが好評であるかは、特に細かく分析していきましょう。

例えば、大手ファーストフード店が上位に並んでいるとし、それらがハンバーガー、牛丼、弁当だったとします。

あなたの店のリソースでハンバーガーを作ることができないか、そしてその際、ただハンバーガーを作るのではなくあなたの店らしいものをメニューとして出せないか、サイドメニューには何を展開するか、ドリンクはどうするかなどメニュー開発時に検討していきます。

メニュー開発時は言うまでもなく、柔軟な発想と、オリジナリティ溢れるメニューアイディアの考案をお願いします。

丸パクリしたところで、大手ファーストフードにはそう簡単に勝てるはずかありませんから・・・

メニュー開発は、飲食店であるあなたの得意分野であると思いますので、何をUber Eatsのメニューとして展開するかはお任せします。

②客単価を上げるためのメニュー構成を考える

分析結果に基づきメニュー開発や展開するメニューを決める際、気を付けておくべき客単価。

単にたくさんのメニューを展開すれば客単価が上がるほど単純なことではありません。

実店舗と同様に、複数点購入してもらえるようなメニュー展開、ターゲットを家族やカップルにするなど複数人の方が楽しめるメニューを展開し、客単価を意識しましょう。

メニューを横展開したり、オプションを増やしたりと工夫とアイディ次第で、様々な角度から客単価を上げることが可能です。

Uber Oneの1200円という金額を意識する

Uber Eatsには、Uber Oneというサブスクサービスがあります。

月額498円または年額3998円で一回の注文合計金額1200円以上で配達料が無料になる特典を受けることができます。

Uber Oneに登録するユーザー=Uber Eatsをよく利用する客層です。

Uber EatsのヘビーユーザーであるUber One登録者は、せっかくサブスクサービスを利用しているため、可能な限り配達料を払いたくないという行動をとる可能性は高くあります。

これらのユーザーをあなたの店でも取り込むためにも、単品またはアップセル(+〇〇円で増量など)、クロスセル(別の商品の提案)の仕組みをアプリ内でも作ることも大切です。

③リピート率を上げる工夫を取り入れる

Uber Eats内で得たお客様に対して、外部への誘導は規約等にかかりそうですが、繰り返し注文してもらえるのような工夫自体はできる限り行いましょう。

お店のロゴが入ったステッカーを張る、メッセージが一枚入っているか、おまけやサービスがついているか、お店に関する情報の告知をしているかなど些細なことでもちょっとした気配りが見えるとリピート率に影響します。

Uber Eatsを通じてあなたの店を初めて利用する方も多くいるでしょう。これも新規集客の1つです。

実店舗やSNSなど媒体をクロスできるものは、積極的に行っていくことも大切です。

④Uber Eatsへの導線を増やす

今回の記事のテーマである「Uber Eatsで売上を上げる」ための第一歩。

あなたの店のメニューがUber Eatsで注文できることを顧客、見込み客どちらにも告知できる状態にありますか?

ホームページやブログ、利用しているSNS、店頭のPOPなどオンライン、オフライン全てにおいてUber Eatsへの導線を増やすておくことです。

また、現在Instagramではビジネスプロフィールに切り替えてけば「注文する」というアクションボタンをこれまでのようなプロフィール欄だけでなく、投稿やストーリーズにスタンプやボタンを設置することが可能になりました。

ハッシュタグを最適化し、Instagramユーザーにもアプローチして見込み客を囲い込みましょう。

まとめ

  1. Uber Eatsの評価基準であるグリーンスタンダードの指標を理解し、遵守する
  2. エリア内の上記表示店舗を分析
  3. メニュー開発の考案(売れるメニュー、客単価)
  4. リピート率向上のための仕掛け
  5. 導線を増やす

特に難しいとは何も挙げていません。すでにUber Eatsを展開している方は、すぐにでも取り入れましょう。

kamishin
kamishin
弊社マーケティングジムではコンサルティングは行いますが、商品登録の代行のような作業中心のサービスは一切行っておりませんのであらかじめご了承くだい。

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