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ポータルサイトだけで集客する危険性とうまく活用する方法

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レストラン ポータルサイトだけで集客

飲食店の集客方法として利用する方が多い、ポータルサイト。

現在では飲食店をはじめ、美容室やネイルサロン、エステサロン、リラクゼーションサロン、治療院、歯科医院など登録し、掲載料を払うことでそこからの集客を見込めるポータルサイトがたくさんあります。

登録方法などはサイト内のテンプレートに沿って行うため、導入のハードルが低く、パソコンやスマホ操作が苦手な方でも比較的取り入れやすいメリットがあります。

今回は現在の見込み客の集客方法が「ポータルサイトのみ」の方向けの記事です。

再確認すべきポータルサイト集客

まずは、ポータルサイトで集客するメリットとデメリットをあらためて確認しましょう。

ポータルサイトで集客するメリット

冒頭でもお伝えしたように、まずは登録が比較的簡単であることが第一のメリットと言えます。

経営者の中には、そのサービスではプロであるものの、パソコンやスマホ操作はさっぱりという方も少なくはありません。

各ポータルサイトではあらかじめ用意されたテンプレートに沿って登録するするため、初心者でも簡単です。

飲食店では食べログやホットペッパーグルメ、サロン系ではEパークやホットペッパービューティーなどビジネスジャンルに応じて様々なポータルサイトがあります。

中には特化したサイトもあります。

ポータルサイト閲覧者のほとんどがあなたのサービスの見込み客に近い属性である可能性が高く、認知拡大だけでなく、サイトからそのまま予約といった直接売上に繋げることができるのもメリットと言えます。

ポータルサイトで集客するデメリット

操作もさほど難しくなく、導入ハードルが低いため、競合他社の多くも同じように登録している場合があるでしょう。

閲覧するユーザーにとっては、サイト一つで様々な店舗から選ぶことができるため非常に便利ではありますが、加盟店側にとっては他社との比較が簡単にできるためポータルサイト内での「客の取り合い」が生じます。

また、加盟店が多いということは、その分掲載ページ数も増えるため、上位のプランを利用しないと検索上位に表示されず埋もれてしまう可能性もデメリットとして挙げられます。

同ジャンルのサービスを提供する店舗が密集する都心エリアにおいては、たとえ上位プランであっても埋もれる可能性もあります。

その他、日を追うごとに登録する競合他社は増え、その中でも見込み客の目に留まるにはポータルサイト上位への露出だけでなく、お互い身を削り合うような割引クーポンの配布や割引メニューの提示等次第にコストパフォーマンスが悪くなる傾向にも注意したいところです。

ポータルサイトで集客している店舗が把握すべきデータ

すでに何らかのポータルサイトに加盟している方に、しっかり把握していただきたいいくつかのデータがあります。

①ポータルサイトからの新規客獲得コスト

月間、四半期、年間でポータルサイトで集客した新規客にはどれほどのコストが発生しているか。

当然把握していると思いたいですが、意外と曖昧になっている方も多いようです。

ポータルサイトの掲載料、割引クーポンや特典、予約が発生した際のマージンなど様々なコストが発生しています。

新規客獲得コストがどれほどかかっているのかは、費用対効果の把握にもなりますので、しっかりと把握しましょう。

②ポータルサイトから獲得した新規客のリピート率

続いては、ポータルサイトを見てあなたの店舗に訪れサービスを購入した新規客がどれほど2回、3回とリピートしているか、その確率を明確にしておきましょう。

新規来店に繋げるためあなただけでなく、他社も様々な特典を提示しています。

その初回特典だけ利用して、次回はまた他の店へと渡り歩く新規客、いわゆるクーポン(特典)キラーも多くいます。

サービスを利用したい見込み客を効率良く獲得できる反面、定着率が非常に低い場合もよくあるで把握すべきデータです。

もしあなたの店舗がポータルサイト以外の媒体からも見込み客にアプローチし、新規客として招き入れているのであれば、リピート率を比較するのも大切ですよ。

③定着後の顧客ランク

ポータルサイトから集客して獲得した新規客がその後、自店で定めるどの顧客ランクに属しているかも把握しましょう。

顧客リスト、分析データをもとに、顧客ランクが低い場合が多いのであれば、引き上げるための対策も考えなければいけません。

合わせて集客媒体ごとのその後の顧客ランクも追求し、どの媒体からの顧客が自店において売上によく貢献しているかも把握すべきです。

よくあるポータルサイト加盟店の悩み

把握すべきデータとして3つほど提示したのには理由があります。

これまでマーケティングジムにお問い合わせ頂いたお客様が抱える悩みとして以下が多くあったためです。

  • 初回特典利用後に2回目以降の来店がない(クーポンキラーが多い)
  • 次回来店までの間が長い場合が多い
  • 定着率が低い
  • ちょっとした特典では全く反応しない

新規客を効率よく集客できるものの、ただ掲載してるだけでは、うまくいっていない方が多いようです。

ポータルサイトに加盟してそこから集客すること自体は、良いと思います。

獲得した新規客の全てがリピートしないわけでもないですし、きっかけがポータルサイトからというだけでそこから定着し、長い間売上に貢献し続けているお客様もいることは事実です。

ただ、掲載しているだけのやりっぱなしの状態が非常によろしくないというだけです。

ポータルサイト集客を最適化する方法

せっかく高い掲載料とマージンを払い続けているのですから、加盟している間はポータルサイト内でも他社に打ち勝ち、1人でも多くの見込み客に自店の掲載ページを発見してもらい、1人でも多くの新規客となってもらうことが先決です。

そのためにも加盟しているポータルサイトの仕組みをしっかりと把握したうえで最適化していきます。

①担当者とこまめにコミュニケーションを取る

まずは、ポータルサイトの担当者とこまめにコミュニケーションをとり、サイト内の傾向や新機能、その他ポータルサイトに関わる有益な情報はすべて手に入れるようにしましょう。

一度上位表示するための対策を聞いてみてください。

対策=上位プランに加入という程度の対応であれば、その担当者の力を借りるのではなく自力で最適化することに切り替えましょう。

どのサイトとまでは言いませんが、上位プランに加入すれば・・・とだけ提案する担当者はあまり真に受けない方が賢明です。

先述したように、都心部など加盟店数が多いエリアでは、その分上位プランに加入する店舗も多いため、結局は埋もれてしまいます。

②サイト上位店舗・下位店舗を分析する

サイト上位に表示されるアルゴリズムが存在するはずですが、さすがにどんな担当者であってもそこまでは教えてくれませんので、まずはサイト内で上位にいる店舗のページの特徴を細かく分析することから始めましょう。

ポータルサイトによって機能が異なりますので、一概には言えませんが、加盟しているポータルサイトで記入できる箇所、評価、口コミ数、メニュー数、画像、特典、クーポン、その他様々なオプション機能など上位に表示されている店舗の共通点を見出します。

また、下位に表示されている店舗同士の共通点も把握しておきましょう。

上位、下位、自社と比較し、異なる点は何なのかを明確にすることで、自社が改善すべき箇所を見つけることができます。

その他、ポータルサイト内で利用できる機能はすべて利用しましょう。

任意だから利用していない、空白のままの状態が多い場合、それが原因の場合もありますし、サイト内のユーザビリティを考慮すれば、使えるものはすべて使うべきです。

③ブログ機能がある場合はサイト内のSEOを意識したライティング

どのポータルサイトにもというわけではありませんが、中にはブログ機能がついているものもあります。

通常のブログで行うSEO対策と同じように、ポータルサイト内ブログでもSEOを意識したライティングを行い、検索から自社のページへ流入を増やすことを目指します。

もちろん、サービスに関係しない記事内容は単なる時間の無駄ですし、ユーザーにとってもどうでもよい内容ですので、無駄なブログなら書かなう方がましです。

SEOの知識が乏しい方は、SEOについて学んだうえで、ポータルサイト内の記事を定期的に更新しましょう。

※SEOの知識がある程度ついたら自社メディアで書いた方が、コスト的にもメリットが多いですけどね・・・。

以上3つのポイントを押さえたうえで、次はポータルサイトの外側へ。

複数のメディアを組み合わせて自社の集客方法として確立する

ポータルサイトを利用した集客は、サイト内の見込み客と効率よく接点が持てるため、便利ではありますが、先述したメリットやデメリットがあります。

また、ポータルサイトに限らず、その他のメディア(媒体)であっても同じようにメリットもあればデメリットもあるのは当然です。

各媒体のメリット、デメリットを理解したうえで、組み合わせることで自社の集客方法として確立すれば、極端な依存は少なくなる分、リスクを減らすことが可能です。

ポータルサイト×LINE公式アカウント

まずはポータルサイトとLINE公式アカウントとの組み合わせです。

見込み客への認知拡大、新規客の獲得を目的にポータルサイトを活用します。

新規来店後、お客様には一歩内側である店舗側へ招き入れます。定期的なコニュニケーションや次回以降の予約、店舗のキャンペーン、イベントなどはポータルサイトを利用せず、すべてLINE公式アカウントを用いて行います。

つまり初回来店以降はポータルサイトから切り離すイメージです。

もちろん、これからはポータルサイト利用客ではなく、あなたの店舗のお客様として招き入れている状態ですので、顧客リストの情報は細かく回収することが大切です。

Googleビジネスプロフィール×Instagram×LINE公式アカウント

続いてはGoogleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)でインターネット上で検索する見込み客への接点を、InstagramのプロアカウントでInstagram上で検索、閲覧する見込み客への接点を持ち、新規来店後のコニュニケーションをLINE公式アカウントで行います。

実店舗ビジネスでの検索ユーザーに対する施策として、Googleビジネスプロフィールは欠かせません。

通常の検索結果よりも更に上部に表示されるだけでなく、検索するユーザーの位置とも関係しますので、実店舗から近いエリアの見込み客を獲得することも可能です。

口コミ機能もあるため、随時口コミをして頂く状態を整え、ストックすることで、まだ見ぬ新たな見込み客への信頼獲得や来店のきっかけを作ることもできます。

また、近年ではInstagram内で検索して情報を収集することも増えてきたため、組み合わせ集客方法として取り入れます。

>>Instagramのアクションボタンを追加!ビジネスアカウント集客導線の作り方

>>Instagramで集客できない原因はこれで解決

WEB広告・SNS広告×ランディングページ×LINE公式アカウント

続いてはWEB広告や各種SNS広告で見込み客と接点を持ち、ランディングページへ誘導し、予約を取る。

来店後は同様にLINE公式アカウントでコニュニケーションを図る集客方法です。

Google上、Instagram上で上位に表示させるまでにはそこそこ時間を要するものです。

WEB広告やSNS広告であれば短期間で見込み客の獲得までできる大きなメリットがあります。

各広告の最適化の必要はありますが、スピード感ある展開が可能です。

費用対効果などを計測したうえで自社集客として取り入れる判断を

各メディアにて獲得した見込み客の獲得コスト、その後のリピート率、定着率、顧客ランクなど一定期間比較、検証していきます。

状況によっては、これまでやりっぱなしにしてコストを浪費していたポータルサイトをやめ、他のメディアで広告予算を使用することも視野に入れましょう。

要は「低コストで獲得し、定着しやすい属性を集めることができる媒体を利用する」ことです。

当たり前のことですが、この当たり前のことを行っていない店舗も多く、正直非常にもったいない状態を自ら作ってしまっていることに早く気付いて下さい。

それでは弊社マーケティングジムにご契約いただいているクライアント様の中から、以前はポータルサイトだけに頼っていた状態から、今では複数のマーケティング施策により売り上げを向上させた事例を1社ご紹介します。

Instagram × LINE公式アカウントで売り上げを伸ばした飲食店の事例

飲食店 事例

お問い合わせをいただいた当時はあなたと同じポータルサイトからの集客を試み、売り上げにつなげていましたがそれだけでは売り上げあの回伸び悩む段階に達したため、現状打破すべくマーケティングジムとのご契約に至りました。

取り入れた施策はInstagramを用いたSNSマーケティング並びにLINE公式アカウントを用いたリピート対策です。

飲食店のInstagramの運用

気軽にしかも無料で登録し運用することができるInstagram。アカウントを開設し運用している方も多いことでしょう。
しかしInstagramから月間でどれぐらい集客し、売り上げを伸ばしている店は何店舗あるでしょうか。

運用するにあたり

  1. Instagramにおける目的の明確化
  2. ターゲットの設定
  3. アカウントのイメージ統一
  4. 有効的なハッシュタグリサーチ
  5. ビジネスプロフィールの記載
  6. アクションボタンの設置
  7. Facebookページとの連携
  8. ただメニューを投稿するだけではない独自性の高いコンテンツの投稿

を行っています。これらはInstagramによるマーケティングを行う際に必要可決な項目です。

なお具体的な数字はクライアントの情報を集のため一切伏せさせていただきます。

飲食店のLINE公式アカウントの運用

飲食店に限らずリピート対策や顧客とのコミニケーションツールとして相性の良いLINE公式アカウント。

マーケティングジムのクライアント様の大半が取り入れている施策です。

当クライアントもリピート対策の一環としてアカウントを開設し運用を開始しました。

Instagramの運用開始時と同じようにこのLINE公式アカウントの運用にあたり、事前にいくつかの計画を立てての開始となります。

  1. LINE公式アカウントの運用の目的の明確化
  2. リッチメニューの内容の考案と設置
  3. 複数のイベントの考案
  4. 初回来店後のクーポンの考案
  5. 配信ペースの計画
  6. 登録者数増加のためのメニュー表、ポップ、ホールスタッフの接客トークの考案
  7. アカウントからの予約の仕組みの確立

以上を事前に行いました。

LINE公式アカウントの運用は「登録者数を増やす」「配信後の反響率を計測し、ユーザーが飽きない企画を配信する」「ポータルサイト非経由で予約を取る仕組みを構築する」ことがポイントです。

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施策導入後の結果

InstagramとLINE公式アカウントの運用開始から3ヶ月後、昨年同月の売上対比121.8%

6ヶ月後の昨年同月の売上対比138.1%と売り上げを伸ばすことができました。

その後、9ヶ月後、12ヶ月後と着実に売り上げを伸ばし、契約終了時である12ヶ月後の昨年同月の売上対比は162%を上回る実績を残すことができています。

この結果を見て、もっと早く売上を伸ばしたい。そう考える方もいることでしょう。誰でも簡単に早期売上を伸ばすことができるのであれば、世の中繁盛店だらけですよ・・・。

店の立地や月間の来客数、客単価、回転数によっても結果が出るスピードは異なりますし、狙うターゲットによっても異なります。

事例やノウハウを参考にすることは大切ですが、まずは自社を取り巻く環境をしっかり分析したうえで取り入れてテストすることを強くお勧めします。

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最後に

単にこのInstagramとLINE公式アカウントを取り入れなんとなく運用しただけではもちろんこの数字を叩き出せるはずはありません。

当クライアント様は、運用し続けるうちにマーケティングの仕組みの面白さ、重要性、奥深さ、試行錯誤し、新たなアイディアを生み出す力が以前より養えたことが大きな収穫だと感想を頂いています。

現在でもポータルサイトの利用はしているものの、売り上げの核となっているのはこの2つの施策の組み合わせによるものです。

このようにポータルサイトだけに依存するのではなく、自社で集客し売り上げにまでつなげる仕組みを作り上げることは、売り上げアップに必ずつながります。

また、自らの力で仕組みを構築するという前向きな姿勢は、今後の様々なマーケティングのアイディアにも結びつくことでしょう。

販路の多角化は、売り上げを伸ばす手段として非常に有効的なものです。

この記事と事例を参考にぜひあなたもチャレンジしてみて下さい。

 

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