どうしてたいして距離もないのにあの店は繁盛していて、うちはそうでないのか?
味や雰囲気も引けを取らない、むしろ勝っていると思うのに。
そう感じる事はありませんか?
繁盛している飲食店との違い
では実際は何が違うのでしょう・・・・。
1.おもてなしの差
別にお客様へ「ヘコヘコ」としているわけではもちろんありません。
入店後、席へのスムーズな案内に始まり、ジャケットや荷物を置く場所の案内、おしぼりを持ってくるタイミング、ファーストのドリンクのオーダーのタイミングなどきっちりと案内、提案を怠っていません。
一方、非繁盛店の状態は・・・
入店後、「お好きなところへどうぞ」
まずここで感じるのは客席の回転など考えなくても良い程の客数なのでしょう。
例え2名でも余裕で4名掛けのテーブルへ案内する(;´Д`)
広々としているのに隅っこへ追いやれとは言いませんが、バランスはちゃんととっているのでしょうか?
そして、着席するかしないかのタイミングで、せかすようにも感じさせるおしぼりを渡すタイミング。何でもどうぞと言わんばかりの完全に客任せのオーダーなど。
2.オーダーの取り方の差
繁盛店はまず店側が売りたいものをスマートに提案してきます。
ホールの接客は統一され、高い確率でそのメニューをオーダーする仕組み作りを確立しています。
そうする事で得られる確実な客単価アップとそれを意図としていないかのような自然さ。
一方、非繁盛店はドリンク同様にすべて客任せのオーダー。
これでは単価の引き上げは見込めませんよね。。。
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3.SNS拡散要因の差
インスタグラムやフェイスブック。現在では多くの人が何らかのSNSを使用しています。
繁盛店は、ついスマフォの写メで撮りたく様なメニューや、演出型のメニューをきっちりと用意しています。もちろん位置情報も登録済み。
あとは客の方から勝手に宣伝、拡散してくれる仕組みが出来ています。
一方非繁盛店は、その逆。
中途半端に登録した化石化したSNSたち。位置情報もきちんと表示されない。
また、写メを取るほどもないいわゆる普通のメニュー。
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4.リピートする仕組みの差
繁盛店よっては、ポイントカードやリストの回収の仕組みがない所も多くありますが、それは今繁盛しているからできる話。
上記の仕組みで、また来たくなる様なシチュエーションづくり、賑わう店内、きちんとしたおもてなしなど高いレベルの為、そうしなくても成り立つ状態。ですが、こればかりはずっと続くとは限りませんので、繁盛しているうちにきっちりと行う方がベストですね。
せめてLINE公式アカウントなど簡単に登録できるもので着々と登録数を増やした方が良いと思うのですが。
一方非繁盛店というと・・・ポイントカード無し、もちろんリスト回収もなし。
客との接点もない、そりゃ繁盛店には程遠いですね。。。
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簡単に上げてもこれほど差があります。
これを読んでいて「なんだ、当たり前じゃん」なんて思ったことでしょう。ですが、果たしてこの当たり前のことを日々計画を練り(plan)、テストし(do)、行う事での変化を検証し(check)し、また改善する(action)。
このPDCAサイクルをいかにおろそかにせず、日々の営業で行っていくかの差です。
この記事に挙げた4つの項目をPDCAサイクルに乗せ、検証することで、必ずこれまでうまくいかなかったことの改善点が見えてくることでしょう。
挙げたこの例のいくつかはこれを読んだ日からでも早速改善に取り掛かれるのではないでしょうか。
時間は常に流れています。「即動」・・・・あるのみ。
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