これだけお金をかけたのに・・・たった一人しか集まらなかった・・・
新しく見込み客を集客しようと業者に頼んで作ってもらった集客用のチラシ。
デザイン料、印刷代、ポスティング代・・・数万、数十万のコストをかけ挑んだ新規見込み客の集客。
デザインやセールスコピーなどの数回の打ち合わせ後、印刷、ポスティング。
はやる気持ちに胸を躍らせながら、まだかまだかと待ち望むあなた。
マジか!?・・・・客が全く来店しない
1週間、そして2週間と時が流れ、「配布したのか」と確認を取る。
「先日ご連絡致しました様に2週間前には配布が完了しています」との返答。
ホントに配布したのかとポスティング業者に不信感を抱き初めたが、やっとチラシを見て来店してくれた客・・・・・1名。
集客チラシを1万枚配って・・・・・1人????
10万円かけたのに1人????
なぜだ?デザインもオシャレ、お問い合わせ先やマップも記載した、割引メニューも載せた、なのにどうして1人しか来ない・・・・。
それは凹みますよね。なんせ10万円かけて、集客したのに来店が1名。
その方の売上が1万円としましょう・・・まあいうまでもなく赤字ですね。真っ赤の。
マーケティングジムにお問い合わせいただいた方の悩みやクライアントの初期のヒアリングの際にもよく聞く出来事です。
ではなぜコストに見合わない事がよく起こるのでしょうか?
集客コストに対して割に合わない原因
今回はKamihinのクライアントおよびお問い合わせをされた方の「間違った集客の仕方」を一部切り取って見てみましょう。
原因①ターゲットのズレ
「○○さんの会社(お店)のターゲットは?」
「私の会社(店)は20代から40代の男性をメインとしたターゲットです」
「○○の商品を中心に幅広い年齢層に向けてサービスを展開しています」
僕「・・・・(またか、聞きたくないけど・・・聞かないとな)」
「それはどのような事から出したターゲットですか?」
「ん?設立した時に掲げましたが。」
僕「そうですか。それでは現在の顧客リストのデータを拝見させて頂いてよろしいですか?」
↓↓この時点で状況は最悪です(汗)
「リスト?・・・ないですが、やっぱりまずいですかね?」
僕「・・・・・今までのお客様、どうしてたのですか?」
気を取り直して別パターン
「ん?設立した時に掲げましたが。」
僕「そうですか。それでは現在の顧客リストのデータを拝見させて頂いてよろしいですか?」
分析後、実際その店を利用している客層と、本人が掲げたターゲットにズレが生じている。
せっかくのあなたのお店ですのであなたが欲するターゲットが得られたらベストでしょうが、それよりも早期売上アップには欠かせない方法。
それは・・・・現在利用している客をリストより表面化し、年齢、お住まい、職業、趣味、できる限り細かく浮かび上がらせ、共通項を探すことです。
現在リピートしている人はすでにあなたの会社の商品やサービス、担当者にある程度満足している層。その層を集めた方が正直効果的かつ効率的です。またそれをあなた本人が理解する事が大切です。
参考記事
原因②広告のデザインのズレ
こんな感じで、あんな感じでと業者と打ち合わせを繰り返し出来上がった集客チラシ(広告)。
うん、オシャレ、カッコイイ。ととても満足なあなた。
その満足な広告をリリースし実際の広告の成果はどうでしょうか?
オシャレだから、カッコイイからとその広告に反応するのはほんのごく一部。
正直本当にあなたのサービスを欲する優良な客は、そんな事を望んではいません。
その客は、その人の欲求を満たしてくれるところ、悩みを解決してくれるところを求めています。そしてあなたの商品やサービスに少なからず満足したからまた再来店しているのでは?
単にクリエイティブなデザインだけの広告は大して大きな成果はもたらさない。
そう言い切っても過言ではありません。
大切なのは適切なターゲットとそのターゲットに響くコピー、オファー(特典)。
これに尽きます。
それでも気に入らないのであれば、一度とびっきりオシャレな広告を1万枚でも2万枚でもばら撒いてみましょう。
適切なターゲット、それに響くコピーとオファーを載せたデザインを同じようにばら撒いた時との大きな違いを実感した瞬間、本当にあなたが欲しい広告デザインは何かという事が身に染みてわかることでしょう。(それにしても多額のお金を捨てることになりますがね。)
原因③USP(独自ウリ)の不明確さ
USP(Unique Selling Proposition)は何ですか?
同じの同業他社との違いは?そしてそれを的確にターゲットに理解してもらえていますか?
同エリアでなくとも同業他社はここ福岡、九州、日本では腐るほどの数で溢れかえっています。
リアル店舗であれば、近隣エリアとの差別化がきちんとできていますか?
このUSPの一部も今の顧客からヒントを得ることが可能です。なんせ他社よりもあなたをすでに選んでいるのですから。
これを機に今一度あなた自身を見直してみましょう。
以上、陥りやすい間違った集客の仕方と3つのポイントでした。
ビジネスとは掛け算です。あらゆる要素をうまく掛け合わせることができた時、これまで以上の成果を出すことができるでしょう。
その為にも1つ1つのポイントを見直してください。
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読み終わったら以下の記事も必ず目を通してください。
【保存版】他社と差別化する為に独自の売り(USP)を作る方法